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TREE通信 No.1

更新日:2021年1月31日

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新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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 さて、本年より毎月TREE通信を発行することに致しました。皆様と身近な情報を共有し、利用者様に加え、ご家族や介護にあたられる方々の健康にも気を配っていけたらと考えております。こんな情報が欲しいなと思うことがありましたら、お気軽にお声掛けください。第1弾の今回は『ヒートショック』について、ご紹介致します。温度変化に注意し、この冬も元気に乗り越えましょう♪


 暑くも寒くもなく、人間が活動するのに最も適した気温のことを「至適温度」といいます。個人差はありますが、日本人の室内の「至適温度」は、夏が25~26℃、冬は18~20℃程度といわれています。「湿度」とは空気中の水分のことをいい、日本人が快適と感じる「湿度」は40~60%とされています。


 ヒートショックは、急激な温度変化が体に及ぼす影響をいい、温度差の大きいところに移動すると体が温度変化にさらされ、血圧が急変し、脳血管障害や心筋梗塞などのリスクを高めてしまいます。また、日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高く、その原因は浴室と脱衣所の温度差といわれています。その対策としては、浴室と脱衣所の温度差を少なくするか、脱衣所やトイレへ暖房器具を設置するなど断熱対策を行うと良いとされています。入浴中の心肺停止の発生頻度は、気温との相関があり、夏よりも冬、また寒冷な地域で多く発生している結果となりました。そして、興味深いことに沖縄県に次いで北海道、山梨県、青森県などの寒冷地において入浴中の心肺停止の発生頻度が低いことが明らかとなっています。このため外気温の低さだけが原因ではないことがわかります。上記寒冷地では室内温度が20℃を超えていたという報告もあります。

                   参考:2014ヒートショックに関する実態調査ほか

   夜間、暖かい寝室から、寒く冷えた廊下や部屋を通ってトイレに行く際も

   上着を羽織れるよう、布団の上に置いておくと便利です♪  

   


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