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先日の雪の日、うちの庭では帽子をかぶった花達が寒そうに震えていました♪いよいよ1年の中で一番寒い2月を迎えます。今回は冬の天気と健康・病気についてご紹介しています。日頃から予防に努め、元気に春を迎えましょう❦
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感染症・インフルエンザ:
低気温、乾燥状態の環境は、ウイルスや細菌にとって居心地がよく、長生きできる環境です。また、くしゃみや咳の飛散度が上昇し、ウイルスや細菌が空気中に長期滞在することで感染力が上昇します。体温が低くなることで免疫力を担っている細胞の働きも低下し、さらに本来ウイルスや細菌の侵入を防いでいる気管支や鼻、のどなどの粘膜が乾燥し傷つくことで、ウイルスや細菌が侵入しやすくなります。
心筋梗塞:
冬場の急激な温度差による血圧の変化と血管収縮が大きく関係しています。急激な温度変化により末梢血管が収縮し、皮膚表面の血液量が少なくなると体の中心部を流れる血液量は増加し体温の低下を防ごうとします。心臓には多量の血液が流れ込み、血圧を上昇させ、心臓や血管に大きな負担がかかります。最も冷え込む明け方に睡眠中の脱水が加わり、血圧が上昇、血管内のアテロームが破れ、血栓ができやすくなります。その後血管が完全に塞がるのは、明け方から3~6時間経過した午前9~12時頃に多く発生すると考えられています。
乾皮症・皮脂欠乏性皮膚炎:
冬のかゆみの原因として、冷たい寒気や暖房器具使用により空気が乾燥したり、気温の低下とともに新陳代謝が乱れ皮脂の分泌量が減少し、皮脂による肌のバリア機能が低下して
さらに水分の蒸発が起こります。
≪快適に過ごすための対処法≫
◆寒さ対策:室内と外気の差を少なくしましょう‼
◆乾燥対策:のどが乾燥すると、ウイルスや細菌が侵入しやすくなるため、帰宅後にうがい
をし、ウイルスや細菌を洗い流すとともにのどを潤しましょう‼
◆旬の食材:体が冷えることで免疫力が低下するため、体を温める食べ物や免疫力を高める
食べ物、肌の再生・修復に関係するビタミン類を豊富に含むものを食べましょう‼
代表的な冬の食材(鱈や大根、ミカン、春菊など)。
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