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現代の日本はストレス社会といわれており、その要因も様々でそれを受け取る人の捉え方も多様化しています。ストレスが原因で生じる心の病は、健康診断などの数値ではみつけることのできない見逃されがちな病気です。しかし、私たちの健康に大きく影響しているため、正しい知識をもつことは自分や大切な人を守るために必要です。そこで今回は簡単な対処法について、ご紹介いたします。
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周囲の人ができること
心の不調は自分では中々気づきにくいものです。気づいても自分自身で抱え込み、だれにも相談できない場合もあります。そこで、家族や友人など身近な人の「気づき」が重要になります。下記のような症状が10日~2週間以上続く場合は、本人の話に耳を傾ける、あるいは無理に聞き出さないなど「話したくなったらいつでも話して」という気持ちを伝えることが大切です。
身体変化
朝早く目が覚める、寝つきが悪い、食欲がなく痩せてきた、毎日疲れている様子
心の変化
落ち込んでいる、イライラしている、落ち着きがない、悲観的になる
行動の変化
遅刻・欠勤が増えた、口数が減る、否定的な発言が増えた、人との接触を避ける
自分でできること
日常の中で心の負担を軽くする癖を意識しましょう。
①規則正しい生活
バランスの良い食事、運動、睡眠などの生活リズムが乱れると、体内時計に狂いが生じて自律神経機能や内分泌機能が乱れ、ストレスに対する抵抗力が弱くなる
②考え方を切り替える
仕事がうまくいかなかった、友達と喧嘩してしまったなどうまくいかなかったことを考えるのではなく、その日うまくいったことや良かったことに目を向けてみる
③周囲の人に相談する
普段から家族や友人、同僚など周囲の人に些細なことでも相談し、気軽に相談できる相手や信頼のおける人と良好な関係を築いておくよう心掛ける
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*上記以外にも認知行動療法のマインドフルネス療法(今この瞬間に集中する状態を作るための方法)などもあります。最も一般的な方法は呼吸法を使った瞑想です。ご興味がありましたらご自身でも是非調べてみてくださいね(^^)/
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