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10月に入り、朝晩は秋の涼しさを感じる季節となりました。 「〇〇の秋」皆様はどのような秋を楽しんでいらっしゃいますか⁉さて、今回は「座位による健康リスクと歩行の特徴について」ご紹介しております。宜しければ、ご参考になさってください❦❦
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ü 日本人の座位時間は世界最長⁉
シドニー大学やオーストラリア研究所などの調査によると、日本の成人の平日における座位時間は7時間と、世界20か国の中で最長であることがわかりました。これは、新型コロナウイルス感染症の流行以前の調査であり、現在ではテレビワークなどが浸透してきたため、さらに長くなっていることも考えられます。座位時間が長いと、筋肉や骨、関節が衰え、健康リスクが上がる研究結果も報告されています。さらに、座位時間が長く同じ姿勢でいることで、筋肉や骨、関節に負担がかかり、悪い姿勢やゆがみに繋がってしまいます。座位時間を今より10分減らすことを目標にまずは立ち上がることを意識し、理想は30分に1回少なくとも1時間に1回以上は立ち上がるようにしましょう。その他にも定期的に姿勢を変えたり、体操やストレッチを行うなどして、座位時間を減らして身体活動を増やしましょう。
ü 自分の歩き方の特徴を知ろう‼
自分の靴底がどんな擦り減り方をしているか知っていますか? 歩き方の特徴は靴底に現れ、擦り減り方で歩き方のクセや衰えている部分が分かります。
自分の歩き方の特徴を読み取り、股関節の負担を減らしましょう‼
① 外側がすり減る→O脚
大腿骨が股関節から外側に開いている。引っ張られている状態。男性に多い。
(太ももの外側の筋肉を緩め、内側を鍛える)
② 内側がすり減る→X脚
大腿骨が股関節から内側に向かっている状態。重心が体の内側にある。女性に多い。
(太ももの内側の筋肉を緩め、中殿筋を鍛える)
③ 後側がすり減る→猫背
骨盤が後傾し、股関節が前を向いている。股関節の後ろに負荷がかかっている。
デスクワークの人に多い。(肩甲骨の筋肉を緩め、腹直筋を鍛える)
④ 前側がすり減る→反り腰
骨盤が前傾し、お尻が突き出ている。股関節の前に負担がかかっている。
ヒールを履く人や運動不測の人に多い。(背中の筋肉を緩め、腸腰筋を鍛える)
よろしければ「サンデー北九州(10/5号)」のコラムもご覧ください‼
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