TREE通信 No.48
- 自費訪問リハTREE
- 2024年12月2日
- 読了時間: 3分
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2024年も残すところ・・・あと1か月となりました。急激な寒暖差に惑わされていませんか⁉ 『ヒートショック』 に留意し、年末年始を楽しみましょう。先月に引き続き、「トレーニングに関するQ&A」をご紹介いたします。ご参考になれば幸いです❦❦❦
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Q:筋肉痛はなぜ起こるの!?
A:運動によって起こる筋肉の痛み。
一般的には、運動後の数時間後から翌日~翌々日というように、時間をおいて起こる「遅延性筋痛」が「筋肉痛」と呼ばれています。原因としては、慣れない運動を行った時や普段使わない筋肉を使い過ぎた場合などに顕著に現れます。筋肉痛のメカニズムは医学的にははっきりと解明されていませんが、運動によって傷ついた筋線維を修復しようとするときに起こる痛みであるという説が有力となっています。
① 同じ筋肉を使いすぎたり、普段使わない筋肉を突然使ったりすることで、筋肉を構成している筋線維の周りの組織に傷がつく。
② 損傷した筋線維を修復するために、白血球を中心とした血液成分が集まってくる。このとき「炎症」が起き、ヒスタミンやプロスタグランジンなどの刺激物質が産生され痛みとして感じる。
また、筋肉痛が遅れてくるのは、筋線維そのものには痛みを感じる神経がなく、炎症が広がって痛みを引き起こす刺激物質が筋膜(筋肉を包む膜)に届いてから痛みを感じるため、時間差があると考えられています。また、筋肉を伸ばすような運動(荷物を降ろす・階段を降りるなど)は筋線維への負担が大きくなるため筋肉痛が起こりやすいといわれています。
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ヒートショックは、温度の急激な変化によって血圧が上下し、心臓や血管に負担をかけます。そのため、心筋梗塞や脳血管障害などの健康被害を引き起こすといわれています。特に、冬場10℃以上の温度差がある場所では危険とされており、高齢者や高血圧や糖尿病、不整脈などの持病をお持ちの方に多発しています。
入浴の際は、お湯を溜めるときに浴室や脱衣所を温め、夜間のトイレでは、温かい上着やスリッパ、暖房器具で体が冷えない工夫をしましょう‼
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