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TREE通信 No.58

暑さも和らぎ、秋を感じる今日この頃。朝晩の冷えで日内寒暖差がありますので、皆様、体調を崩さぬようご注意くださいませ。さて、今回も「健康関連情報」をご紹介いたします❦


●新型コロナ感染、続く後遺症

新型コロナウイルスに感染後2年経過しても後遺症が続く人が3.5~7.2%いると厚生労働省研究班の調査。症状別では、疲労感・倦怠感、睡眠障害、集中力低下、呼吸困難、嗅覚障害などが目立つ。厚労省が開いた専門家部会で、研究担当者は「2年たっても一定割合で症状が続いており、就業や就学に影響が出るなど社会経済的な課題を抱えている可能性があるため、より詳しい状況を調べたい」と述べている。


●がん細胞を食べて除去 京大が新手法開発‼

不要なのに体から除去されない細胞を貪食細胞に食べさせて取り除く新たな仕組みを京都大学の研究チームが開発。皮膚がんのマウスで効果を確かめたところ、がん細胞だけを取り除くことに成功。今後ヒトを対象にした臨床研究で、安全性や効果を確かめる。通常はがん細胞を薬などで意図的に殺して、マクロファージなどの貪食細胞に食べさせることによって取り除く治療法がとられてきたが、研究チームは、貪食細胞が食べる標的となる合成タンパク質「クランチ」を開発。このたんぱく質を除去したい細胞にくっつけることで、貪食細胞が生きたままの状態の不要な細胞を認識して食べて取り除く方法を編み出した。


●ヒトの血液からiPS細胞を効率よく作製‼

血液から採取した細胞に、人工的に合成したリポ核(RNA)を入れる安全性の高い手法でiPS細胞を効率的に作製することに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが8日英科学誌に発表。この細胞から角膜上皮組織を作製できることも確認でき、再生医療への応用が期待される。iPS細胞は、皮膚や血液などの細胞に遺伝子を人工的に入れ、体の様々な組織などに変化する能力を持つ状態に戻す「初期化」を起こして作られる。初期化するのに合成RNAを使う方法は体に長く残らずゲノムを傷つけないため、ウイルスを使う方法よりも安全性が高い。


●大気中のPM2.5に要注意

大気に漂う微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が高いと急性心筋梗塞のリスクが増えるとする研究結果を日本循環器学会などのチームが発表。


よろしければ「サンデー北九州(10/4号)」のコラムもご覧ください‼

 
 
 

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