TREE通信 No.6
- 自費訪問リハTREE
- 2021年6月5日
- 読了時間: 2分
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今年は早い梅雨入りでしたが、猛暑も続いております。体調に気を付けて、楽しい毎日を過ごすために、今回は「熱中症」をとり上げてみました!
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熱中症は梅雨の合間や梅雨明けなどの気温が急に上昇したときに多く発生しています。しかも、コロナ禍で常にマスクが必要な状況下では「熱中症」のリスクが非常に高くなっています。緊急事態宣言下では活動範囲も狭くなり、運動の機会も十分ではありません。「からだが暑さになれない=暑さに対する抵抗力が低い」状況から早く抜け出すためにもポイントを掴んでいきましょう。暑さになれて抵抗力ができれば、血液循環が良くなり汗の量も増え、より効果的な体温調節が可能となります。さて、人のからだは、ほぼ37℃になるよう体温調整されています。これは代謝によって発生する熱と体から出ていく熱とがうまくバランスをとっているからです。安静時の熱は、肝臓、脳、腎臓などの内臓で発生しますが、スポーツ活動時には筋で発生する熱が圧倒的に多くなります。一方、からだ各部位の熱は血液循環によって体表に運ばれ、環境と接触し輻射、伝導、対流などによって体外に放散されます。
まずは、「熱中症」予防のため、以下の5つに留意してみましょう。
①熱いときは無理な運動を控える
気温が高いときほど、また同じ気温でも湿度が高いときほど、リスクは高くなります。
また、運動が強すぎてもリスクは高くなります。
②急な暑さに要注意
夏以外でも急に気温が高くなった場合に注意が必要です。急に熱くなった場合は、軽い運動にとどめ、暑さに慣れるまでは軽い短時間の運動から徐々に変化をつけていきましょう。
③失われる水と塩分を取り戻す
こまめな水分補給を心がけましょう。汗からは水分と同時に塩分も失われます。
スポーツドリンクなどを利用して0.1~0.2%ほどの塩分も補給。
但し、塩分制限のある方は医師に確認。
④薄着スタイルでさわやかに
皮膚からの熱の出入りには衣類が関係します。吸湿性や通気性の良いものを選びましょう。
⑤体調不良は事故のもと
体調が悪いと体温調節能力も低下します。疲労、睡眠不足、発熱、かぜ、下痢など、体調の悪いときには無理に運動をしないこと。
※参考:スポーツ活動中の熱中症予防5ヶ条
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